
前略。
「抜けさせて貰うよ、こんな仲良しクラブ。
こっちから願い下げさ。人は最期は一人なんだよ。
徹夜で語り合って、手を絡いで抱き合って眠っても、
違う夢を見るんだよ。だからこそ、人は人に影響を受けたり、
人を大切に思ったり、その人間の生き様を尊重出来るじゃねーのか。
―こいつはよ、あたいが一番辛い時、傍にずっと一緒にいてくれた。
でもこいつはあたいに、優しい言葉を何一つ掛けてこなかった。
あんたらなら、適当な言葉を掛けてくるだろ―な。
でもその言葉はあたいのことを想って掛けているんじゃない。
そこには、自分はお前を心配してるんだ、
味方なんだよということを主張して、
だから私のことも見捨てないでくれよっていう
損得勘定しかね―んだよ。
損得勘定がしたいなら、
真面目に学校で数学のお勉強でもしていなよ。
大学行って、経済学でも専攻しなよ。
―知っているんだよ、こいつは。
どんなに頑張っても、人は人の悲しみや苦しみのすべてを
共有出来ないってことを。
その全てを肩代わりするなんて出来ないってことをよ」
後略。
(小説「
下妻物語」より)
kyoさん、あなたもまちがいなく、
ELMaです。
そばにあなたを想う、
無力なELMが、います。
いる、という事だけに、すがって、もらえませんか?