2006年05月23日

06.5/23のBOOK ON:青木雨彦「偽証転々」

ようやく、青木雨彦の本を
見つけました。
地元の図書館です。
でも、この本一冊しか
ありませんでした。
哀し。

青木雨彦も、
ELMに多大な影響を与えたひとり、
です。

「スピーチとスカートは短い方が良いと言いますが、
 私はそうは思いません。

 スピーチとスカートは、いっそ、ない方が良いのです」

こういう事を書く人です。

だいぶ影響を受けているのですが、
エロマネタはbambiから
禁じ手にされているので、
この辺が限界です。

この程度なら、可愛いもんですが。


誤解しないように。
エロな人では、ありません。

日常の隙間で見失ってしまうような事に、
新しい光を与え、それでいて上品、
洒脱な切り口の得意な人でした。

唄なら、一時期の柳ジョージ、
終生の山口百恵。

エッセイなら、野坂昭如、五木寛之、
青木雨彦。

取り合わせが、変かも知れませんが、
魂を救ってくれた人々、です。
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2006年05月22日

06.5/22のBOOK ON:大正テレビ寄席の芸人たち

taisyo-tv-yose.jpg

何となく、ELMのお笑い志向の原点が
わかるような気がしました。

取り上げられている芸人が多いので、
例によってワンポイント。

作者名が山下で、何となくピンと来ていたのですが、
柳家金語樓の息子です。

ご本人は書くつもりはなかったのですが、
編集部の要請で書いています。

その人物評が凄い。

「憎い鶏にはエサを飼え」という語録。

大学では教えてくれない学問、心学。

自分を憎む者にこそ親切にする。
親切にされて拳を挙げる者は、いない。

生半可な哲学ではありません。

ビートたけしを嫌い、
上品な可笑しさを希求する姿勢に、
ELMのお笑い魂は揺すぶられました。
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2006年05月21日

06.5/21のBOOK ON:ようやく「東宝行進曲」

50年の永きに亘って、
東宝撮影所宣伝部に勤めた
斉藤忠夫の東宝映画史。

裏方が長いせいか人柄か、
晴れがましい場所に出た時の
奢りがなく、慎ましく、
しかし的確に叙事詩のように描く。

挿話満載なので、
どこをどう取り上げたものか悩むが、
ゴジラの慰霊祭の祝詞(大入り祈願)が面白い。

「呉爾羅」と表記されている。
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2006年05月20日

06.5/20のBOOK ON:東宝行進曲

映画宣伝50年の斉藤忠夫が描く東宝映画史。

続きを書きたいのだけれど、
今日は大事な仕事あり、準備せねば、
後日。多謝。
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2006年05月18日

06.5/18のBOOK ON:井上一馬「アメリカ映画の大教科書(下)」

am-eiga-text2.jpg


ようやく読み終わりました。

どこかで思い切り貶していた
レビューを読んだ気もしますが、
レビューとは、批評とは結局、自分を語る事です。
悲しい人だな、とも思いませんでした。

ゲーテも言っていますが、
世の中で一番悲しい事は、
無視される事です。

無視するのは可哀想なので一瞥して、次へ。
(こういう書き方の方が、
 よほど酷い、ですね。わざと、です)

「あとがき」に書いてあります。

 カナダの作家で評論家でもあるノースロップ・フライは、
「詩は他の詩からのみ生まれ出てくるのであって、
 それは小説にしても同様である。文学は自ら
形成されるのであり、外側から作り上げられるものではない」
 といっているが、同じことは映画についてもいえるのだ。
 映画は映画からのみ生まれるのである。

これを読んで「サーカスな日々」を思い出しました。
同じ事を言っています。

ご紹介、します。

s-sircus.jpg

韓国初のフルデジタル近未来SF映画。
「パクリ」などと揶揄すべきではない。


http://blog.goo.ne.jp/kimion20002000/e/0ed0937a4d14f28056270bf3161138d4

その通り、です。
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2006年05月17日

06.5/17のBOOK ON:全ウルトラマン特撮研究

u-man.jpg

子供向けの本かと思って読んでいたら、
結構ディープな内容です。

子供向けだろうが何だろうが、
面白そうと思ったら読みはじめるのが
ELMです。カラー写真が驚くほど豊富です。

ウルトラマンの研究本でありながら、
映画作り、特撮作りの入門書にもなっています。

歴史から、企画、ポストプロダクション、
番宣、撮影会等、関係するすべてを網羅しています。

海外への配慮、なんてのもあります。
ウルトラマン好きには堪えられない良書です。

ELM? ELMは単なる本好きです。
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2006年05月13日

06.5/13のBOOK ON:井上一馬「アメリカ映画の大教科書(上)

am-eiga-text.jpg

「大人のための映画選び」が気に入ったので
探しました。

さすが「・・・大教科書」と豪語するだけはあります。
知らない事が一杯書いてあります。
知っていても詳しくなかった事が詳しくわかります。

今も残る「オデオン」という映画館名が
「ニッケルオデオン(5セント映画館)」の
名残りである事。

つまり出自は、
貧しい労働者への娯楽の提供だった事。

映画に眼を付けたのが、
ヨーロッパで金融界と
人類最古の職業の世界を
牛耳っていたユダヤ系の
移民だった事。

この辺の大人の書き方が、
何とも言えません。

「配役を決めるための寝椅子方式
 (キャスティング・カウチ)」は、
セルズニックが考え、今もその伝統は
続いている事。

結構いやらしい事をさらっと紹介しています。
う〜ん、引用だけで終わってしまいます。

凄い本ですよ。
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2006年05月12日

06.5/12のBOOK ON:大人のための映画選び

otona-eiga.jpg

まえがきにも書いてありますが、
くさしたり、けなしたり、斜に構えたり、
能書きを垂れて自分を悧巧そうに見せたりせず、
本当に素直にストレートに映画を語っています。

読んでいて、ああ、そうだったよな〜、とか
ああ、この映画観たいな〜と、心から思える本です。

「キャメロン・ディアスに首ったけ」と、
彼女を絶賛している、せいもありますが。
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2006年05月10日

06.5/10のBOOK ON:伊藤雅俊「ひらがなで考える商い 下」

s-hiragana-akinai2.jpg


基本徹底 変化対応

前段では上のように理解(会)していたのですが、
読む進んで後段、違う事に気がつきました。

基本徹底  変化対応

変化対応の基本徹底


そう言っているのです。

経営者の話と言うのは、
案外、心に残らない事が
多いのですが、これは
しみじみ滲みました。

基本徹底こそ変化対応


こう付け加えさせていただきます。
畏れ多いですが、インスパイアされました。


「何のブログかわからない人、
 多いと思うよ」

bambiは、そう言いますが、
ここはELM & ELMaです。


得夢 & 得魔、です。

posted by ELM at 20:39 | Comment(0) | TrackBack(1) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

06.5/9のBOOK ON:映画なんでもランキング

eiga-ranking.jpg

なかなかな本です。
ムック形式ですか? 楽しめました。

「映画秘宝 70年代懐かし映画地獄」
ほどではありませんが、映画に対する、
素直な、個人的な、おもねっていない、
俺が面白いと思った映画は、とことん、
誰が何と言おうとやはり面白いのだ、
を語っている様が、とても好感です。

「90分の愉楽ベストテン」
なんか、ELMと思想を共にします。

「ウエイトレスから『アメリカ』を感じるベストテン」
「でかい女優のベストテン」とか、
目次をすべて書きそうなので止めますが、
酒場の戯れ言は素晴らしい、と言っておきます。

普通は、翌朝忘れているものです。
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06.5/9のBOOK ON:映画監督ベスト101 日本編

s-kantoku101.jpg

作品を観た事のある監督は、
ざっと数えて70人。

plus41人を含めてカウントしても、
90人弱。

多いのか少ないのか、わからない。

ただ観た事のない監督も、
その作品を観たくなる書き方が
してある短評が多い。

しかし、散逸している作品も多い。


「『人情紙風船』が山中貞雄の遺作ではチトサビシイ」
そう書き残した男の作品をまだ観ていない。

チト、いや、カナリサビシイ。
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2006年05月05日

06.5/5のBOOK ON:ひらがなで考える商い

hiragana-akinai.jpg

むずかしい事は、何も書いてありません。
するのにむずかしい事も書いてありません。

タイトル通り、ひらがなで考える商い、です。

凡事徹底 非凡成就、と書く事さえ
むずかしくしているかな、と反省します。

当たり前の事を当たり前にやりきると、
当たり前でない結果が待っていますよ。

思い切り言葉をわかりやすくして、
こんな感じです。

鳥の眼、虫の眼があるのだから、
魚の眼もある、と自分では
言っていたのですが、深くは
考えていませんでした。

(ウオのメはある)

この本の中で、それぞれ大局観、小局観、
そして歴史観、と知り、震えました。


ELMが今、相手にしようとしているのは、
魚の眼のない人です。

「ひねりつぶしてやる」では、
椿三十郎です。

良い刀は鞘に納まっている、のです。

伊藤雄之助の道を探しています。


(用心棒と椿三十郎がごっちゃになっている?)
posted by ELM at 21:33 | Comment(0) | TrackBack(1) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

06.5/5のMOVIE TRAP:松本人志の「シネマ坊主」

cinema-bouzu.jpg

この人、下品だと思います。

下品と書いて「げひん」とは読まず
「げぼん」と読みます。

この人、下品だと思います。


解説や解読や解析は、しません。
posted by ELM at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月04日

06.5/4のBOOK ON:断る技術

s-kotowaru.jpg

顧客満足が、新しいクレーマーを生み出す。
その指摘は正しいと思う。

あなたの満足のために、
販売員がどれほどの努力と誠意を尽くしているか。
そこに棚ぼたを期待しないで欲しい。

だからこそ、お互いの傷が深くなる前に、
毅然と対決しなければならない。

すべての小売業、
サービス業従事者におすすめ。
posted by ELM at 20:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

06.5/3のBOOK ON:ずっと怪獣が好きだった

50godzilla.jpg

熱心なファンからすれば、
もう少し深く描いて欲しかった、
と思うかも知れない。

しかし、いい歳をして、
でも好きだから20年以上も怪獣の造型に
関わったと言う作者のスタンスは好ましい。

ゴジラ造型の基本が日本古来の菊人形だった。
これは新しい発見。


着眼と創意工夫は、どの世界でも
伸びる人の基本なのだ、と改めて思う。


実は、ELMの会社のデスクの隅には、
FILEBOXに隠れて、隠して、小さな、
50周年記念の地球の上に立つ
ゴジラ像が、置いてある。

時々、指で押すと、
不倒翁(おきあがりこぼし)のように
ゆらゆら揺れて、静止する。

そしてELMは、再びPCの画面に向かう。
posted by ELM at 20:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月29日

4/29のBOOK ON:石田衣良「ブルータワー」

bluetower.jpg

石田衣良初めて?のSF小説「ブルータワー」

9:11に触発されて書かれた物語。
まだ読了していない。

何か、今までとタッチが違う。
どう終わるのか、この小説。

200年後にタイムスリップ?
タイムワープ? した主人公は、
はたして黄魔で絶滅しようとしている
人類を救えるのか? どう救うのか?

ぐいぐいと読者を引っ張り、
徐々に明かされる秘密に驚かせられながら、
ラストはまだ見えない。
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2006年04月27日

4/27のBOOK ON:日活ロマンポルノ全史

nikkatu-p.jpg

好きな作家、周防正行や金子修介、
望月六郎、廣木隆一の出自が、
ようやくわかりました。

しかし、観ていない映画が多いのです。
楽しみが増えましたが、大変です。
DVDになっているのでしょうか?
posted by ELM at 05:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月25日

4/25のBOOK ON:素晴らしき特撮人生2

s-tokusatu2.jpg

考えてみたら、表紙裏表紙を比べて見て、
と言うのはELMの甘えです、怠惰です。

そこでここに紹介します。
右50年前、左50年後です。

当時のトリオが50年、半世紀!!!の
時を隔てて往時を再現しているのです。

これは、凄い事です。

このアイデア、このセンスが誰のものかは
わかりませんが、諸行無常になお抗し、
なお生きる者の旗印です。
posted by ELM at 21:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4/25のBOOK ON:「下落合シネマ酔館」

s-simootiai.jpg

何しろ毎回酔っぱらっている赤塚不二夫と
いやいや?付き合うやまさき十三の対談で、
たぶん、構成者がゲラを読んでオチを作っている
気配がある。

もし、これがこのまま話し合われたとしたら、
やはり赤塚不二夫は天才だと思う。

しかし、ギャグが面白すぎて、
肝心の中身が印象に残らない傾向がある。

とは言うものの、時々はっとする事を口走る。

「面白い映画の価値観の幅が狭すぎる。
 SFXやアクション物しか観ないと言うんじゃ、 
 ストライクゾーンが狭過ぎるよ。 
 昔の観客は少々のボールでも振りに行ったんだ。
 苦手の球でも変化球でもね」

「A級B級というのは映画の質の問題じゃない。
 映画というのはそもそも活動写真の見世物だった訳で、
 その見世物を芸術に高めたものがA級と評価され、 
 同じ見世物を娯楽に高めたものがB級と呼ばれる」

名言と思う。悪食のELMとしては。

ちなみにp.248の下ネタは、使おう使おうと
思っていた自作のネタと一緒。

悔しいと言うのはおこがましいが、
やはり赤塚は天才。

ここに書くと裏ELMの素顔がばれるので、
書かない。 
posted by ELM at 04:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

4/22のBOOK ON:深沢七郎「生きているのはひまつぶし」

sei-himatubusi.jpg

三島由紀夫が死んだ時、
事もなげに「自然淘汰」と言ったのが
深沢七郎だった。

その事を紹介したのが
矢崎泰久だった。

この本にも、その事が書いてあるが、
三島夫人への同情?が語られ、
意外にまともな感がする。

「話の特集大集合」だったか?

新調のスーツで登場した矢崎が、
参加者の一人に「(スーツ)あげようか」と
言って場を盛り上げた。

それはMC(マスター・オブ・セレモニー)の
リップサービスに過ぎなかったのだが、
あとでその参加者から「くれないんですか」と
という問いつめがあった。

矢崎は本当に困っていた。
ELMは、そいつを洒落の通じない奴だと思った。

「あげちゃえば良いんですよ」と
言ったのが深沢七郎だった。

会場は爆笑に包まれ、結局、
その話題は雲散霧消した。

この人も、植草甚一が紹介した
「五角形の四角」だったのかと今思う。

あまりにもスクエア(四角=真面目)なので、
他人からは五角形に見られてしまう人。


あの二重まぶたは、怖かった。
大滝秀治に通じる。

posted by ELM at 05:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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