2007年04月12日

07.04.12のBOOK ON:一少年の観た<聖戦>

boy-hw.jpg

昭和史をたどってきて、
ようやくこの本に着地した。
(すぐ離陸すると思うが)

小林信彦は、基本的には好きなのに、
なぜ気がつかなかったのだろう。

「冬の神話」「パパは神様じゃない」に
えらく感動した記憶があるのに。

この時代、この時期を
小説にはできないという気分が、
ELMにはよくわかる。


「日本的な村ぎらい、左右を問わず
 徒党がきらいになったのは、
 この時の経験からである」

その前には、こうある。

「それは被害者意識だけでなく、
(いざとなったら自分だって何を
 するかわからない)という
 認識である」

疎開体験を通じて、小林信彦はそう書くが、
自分さえも、自分だから、自分だって、
自分こそ、自分なのに、信じられない、という
断念の深さが、心を魅く。
 

でも、もう一冊待っている。
おぞましい程に、日中戦争の現場を描いた本が。

明日、買うだろう。
もう、立ち読みはできない。

私たちは、今なお、真実を、知らない。

このまま、時代を進めて良いのか?
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2007年04月06日

07.04.06のBOOK ON:3月のBOOK ON

思い出せないけど
「WOMAN」のある一曲を聴いていたら、
激、心臓に衝撃が走って、
心筋梗塞かと思いつつ、
ELMの一生は脳梗塞かこれと思って
いるから、いつものように
「神様、今がその時ですか?」と
すがりつつ祈っていたら、
こうしてブログを書くまでに
回復しました。

3月に読んだ本は以下の通り。


・幼児化する日本人

・黒澤 明 VS ハリウッド

・NOといえる教科書

・王国記 象の墓場

・ファッションは政治である

・日本はなぜ負ける戦争をしたのか。

・はじめてのクラシック

・名人 志ん生、そして志ん朝

・映画の授業

・クラシック超入門

・シシリエンヌ

もっと読んだ気もするので、
記入もれがあるかも知れない。

「ファッション・・・」に関しては、
ようやくメンズの本を見つけたと思い、
興奮しました。

日本ではビジネススーツと呼ぶけれど、
欧米ではパワースーツと呼ぶ。

納得。大納得。

ららぽーと横浜のあるショップで、
そのワイシャツの袖の出し方は
ないだろうと思ったけど、
日本人はスーツをキモノのように
着ている。

だから深みが、ない。

スーツは三次元の戦闘服だ。
むしろ鎧に近い。
posted by ELM at 20:54 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月27日

07.03.27のBOOK ON:嶽本野ばら「シシリエンヌ」

ss-ri.jpg

この本を、どこで読もうかと、
悩んでいます。

半分まで読みました。
先を急ぎたいのですが、
読む場所を選ぶ本です。

電車の中では、読めません。
躯が、メタモルフォーゼ、します。

特に今日みたいに暖かく、
コートを脱いでいる日には、
思いもよらない変調に、
自分自身が驚嘆し羞恥し、
本を閉じます。

フルスロットルで、
スペック無視で限界を超えようとする
野ばらの意思と矜恃は、
息苦しく甘苦いのですが、
頼もしいのです。

読者を選ぶとは思うのですが、
野ばらは、この國の規制を
突き抜ける運命を、生きてしまうしか、ない、
のです。

神の児、です。
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2007年03月08日

07.03.08のBOOK ON:2月のBOOK ON;黒澤 明 VS ハリウッド

kurosawa-holly-w.gif


2月に読んだ本は、
下記の通り、です。

・世界映画・拳銃大図鑑
・日本海軍の教訓 太平洋戦争
・モテモテ販売員の接客術
・映画翻訳入門
・封印の昭和史

・体内時計
・写説 太平洋戦争
・アメリカの落日
・生まれたときから「妖怪」だった
・瀬島龍三

・昭和陸軍の研究(上)
・日本映画の現場へ
・反日に勝つ昭和史の常識

・昭和史が面白い

・黒澤 明 VS ハリウッド

相変わらず、昭和史へのしつこい関心は
続いていますが、拳銃大図鑑や水木しげる本を
読む不思議なメンタリティは、自分でもわかりません。

実は最後の黒澤本は、3月に入ってから
読みました。

トータルでの黒澤作品への訳のわからなさ感を
抱いているELMとしては上手く言えないのですが、
このドキュメントには感服しました。

日本では手に入らない資料を求め渡米し、
それでも歳月がさらなる真実を解き明かすであろう事を
信じて、絶対の検証である事を明言しない作者の姿勢を、
好ましく思います。


あの映画「トラ・トラ・トラ!」の
実質のプロデューサー、エルモの回答が
胸に迫ります。

「あの映画に黒澤監督を起用したのは
 間違いだったのか?」

「そうだ、間違いだった」

「あんな結果に終わってクロサワはとても傷ついたし、
 我々も傷ついた。あの映画は彼の名声を高めるどころか、
 彼の顔に泥を塗ってしまった。

 そしてクロサワに対して我々が抱いていた尊敬の
 念までぶち壊してしまった。クロサワを起用した
 私の判断は誤りだった」

エルモ・ウィリアムス、生きていれば今年94歳。

こんな気持ちで終わるのは、つらい、だろうに。
修復は、もうできない。
posted by ELM at 21:19 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

07.02.07のBOOK ON:ふたたび「映画翻訳入門」

eiga-honyaku2.jpg

「愛より強く」の事を書こうと思ったのですが、
今日は何と、読み終わるのに2週間も費やした
「映画翻訳入門」ふたたび。

ELMは高校3年まで英語はさっぱりで、
それはひとえに特に英語の先生が
嫌いだったからで、ゴルフバックを
通勤車のトランクに入れっぱなしの方とか、
何かと言うと進駐軍(古ぅ!)の通訳での苦労話が
出てくる方とかが多かったせい。(と、今日は全て他人のせい)

苦労しないと、物事が成就しないと言う思想は
嘘っぽい。

苦心は人を育てる、ならわかるけどね。

とは言うものの、今でも英語はさっぱりで、
この本に出てくる英文を読んでも素訳さえできない。

それでも、ここに書かれたノウハウは凄い、と思う。
翻訳(仕事)の心・技・体がきちんと書かれている。

映画翻訳(またはプロのリーマン)をめざしている人には、
おすすめです。


特に気に入ったのは、岡田壯平さんのテキスト。
ワンフレーズずつ、スクリプト→素訳→字幕→ポイント、
の順になっているので、今までで一番読みやすい、
わかりやすい。


あとがきも、洒脱で面白い。
著者紹介を読んでいたら、
書き手の佐藤一公さんは、
今年72歳で、書いた歳は70歳。


「また全文に目を通し、業界側から
 の厳しいチェックを入れてくれた
 河合敦之さんに謝意を表します。 
 そもそもの言い出しっぺなのでそ
 れぐらいは当たり前っちゃ当たり
 前なのですが、一応大人の社交辞
 令として、ありがとう」


こういう屈折した、あたたかいお礼が言える
キャラに歳を取りたいね。
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2007年02月03日

07.02.03のBOOK ON:墓場の鬼太郎 水木しげるの受賞

朝刊を斜めに読み、夕刊を縦に読んでいたら、
フランスの国際マンガフェスティバルで、
水木しげるが最優秀賞を受賞した記事を見つけた。

フランスなのに本当に「マンガヘェス」という
賞なの、と最近新聞に不信感を持っているELMは、
そう思いつつ受賞はめでたい。

「ゲゲゲの鬼太郎」を初めて読んだのは、
貸本屋(死語か)で借りた本でだった。

当初は「墓場の鬼太郎」というタイトルで、
おどろおどろしいストーリーの中に、
妙に明るく軽い雰囲気を持ったマンガだった。

墓石の下から?鬼太郎が生まれてくる場面は、
結構強烈だった。

(あっ、キャリーに通じている、か?)

水木しげるの描く、細密画のような風景画は、
一見の価値がありますよ。

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2007年01月26日

07.01.26のBOOK ON:映画翻訳入門

eiga-honyaku.jpg

まだ読み終わっていないけれど
「映画翻訳に関するあらゆる情報を網羅した
 他に類をみない一冊と言えるでしょう」
と言う「はじめに」の文言は嘘でないと思える。

バックを東北新社の「映像テクノアカデミア」が
支えているだけあって、大言壮語ではない。

清水俊一、戸田奈津子さんの本、その他も読んだ事は
あるけれど、この本は実用的。

「フリーズ(止まれ)」も「カーム ダウン(落ち着け)」も
「コピー ザット(了解)」も映画で知った。

(自慢できる程度の語学力ではないね)

海外留学する人は、映画をしこたま観てから行こう。

テキストになっている映画も、
バラエティ豊かでセンスが良いと思う。

どんな映画があるかは、手に取ってからのお楽しみ。

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2007年01月24日

07.01.24のBOOK ON:きちんと生きてる人がやっぱり強い!

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ジーンズか日本旧陸海軍の話を
しようと思っていたのですが、
今夜はこの本の事を一番に思いました。

サブタイトルは
「胸を張って『愚直』に生きてみないか」

ELMがきちんと生きている人かどうかは、
正直、自信ないと言うか、言い切るほど
図々しくないけれど『愚直』には生きている。
(どのくらい『愚直』に生きているか書くと
 12年は掛かるので、省略)


次の文章には、特に共感した。

「イマイチの人は
『商売はモノを売ること』と考えるが、
 きちんと生きてる人は
『人に喜ばれるモノを売ること』と考えるので、
 お客に長く愛される」

しかし、出来れば「お客様」と書いて欲しかった。
(あっ、これって二重敬語で、
 こっちの方がおかしいのか?)


ところで、隣人Bよ。
今更だが、buta-muchiが
N-ゲージ欲しい、と言っているの。
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2007年01月14日

07.01.14のBOOK ON:誰か映画化しないか?「40 翼ふたたび」

40.gif

4TEENの誰かが、
それともIWGPのマコト(違うと思うけど)が
四十歳の主人公喜一になったのか?

ELMは、四十歳を人生の折り返しとは
思っていないから「四十歳から始めよう」
何て呼びかけられてもピンと来ない。

ピンと来ないけれど、登場人物ひとり
ひとりの気持ちには添っていける。

軽くて、しなやかで、ちょっとペダンチックで、
きゅっと泣かせる石田節は今回も快調。

つづきはこちらから。↓
http://blog.mag2.com/m/log/0000208683/
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2007年01月06日

07.01.06のBOOK ON)太平洋戦争、こうすれば勝てた

ww2.jpg


初めて観て感動したのは「戦略大作戦」
だったか「ナバロンの要塞」だったか忘れたけれど、
それまでの邦画の「人間の条件」やら何やら忘れたけど
湿って暗い映画から比べればカラッと爽快で面白かった。

ELMが今でも戦略にこだわるのは、
実は「戦略大作戦」が影響かも、
と思ったりして・・・。

つづきはこちらから。↓
http://blog.mag2.com/m/log/0000208683/
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2006年12月29日

06.12.29のBOOK ON:散るぞ悲しき

tiruzo-kanasiki.jpg

「散るぞ悲しき〜硫黄島総指揮官・栗林忠道」を書こうと思ったのですが、上手くまとまりません。

「散る」に掛けた訳ではありませんが、
新発売の煙草に「さくら」があります。

この前の値上げの時、煙草を止めた人も
多いのですが、ELMもこれが最後にしようと
自販機の前に立ったのが間違いでした。

つづきはこちらから。↓
http://blog.mag2.com/m/log/0000208683/
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2006年12月24日

06.12.24のBOOK ON:戦略書

l-miss.jpg

最近のELMの読書傾向は、
戦略書に偏っているような気がする。

「戦略の本質」
「失敗の本質」

映画「父親たちの星条旗」の影響かな、
と思い調べ直したら、この二冊の前に
「硫黄島の星条旗」を読み映画を観ていた。

続きは、こちらからどうぞ。↓

http://blog.mag2.com/m/log/0000208683/
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2006年11月04日

06.11/04のBOOK ON:硫黄島の星条旗



クリント・イーストウッド監督作品
「父親たちの星条旗」の原作。

原題は「FRAGS OF OUR FATHERS」と
旗は複数形。

そこに秘話がある。


文庫本とはいえ、600頁の本を、
6日間かけて、ようやく読み終わる。

映画「プライベート・ライアン」が、
約40日間続く実話。

痛い痛い痛い。

子供の頃、戦争が怖かった。
今も怖いが、こんな勇気は出せそうも、ない。


硫黄島で星条旗を掲揚した6人の内、
ただ1人沈黙を守り、天寿を全うした
作者の父、ジョン・ブラッドリーは数少ない
インタビューに答えて、言う。

しかるべき時にしかるべき事をしただけ。
ヒーローは、いない。ここには、いない者が
ヒーローだ。


そして、作者は日本に在住し、
日本びいき、らしい。


必要な時に、必要な物を、
必要な分より少し多いだけ
提供する事は、十分英雄的だと思う。

しかし、それが終わったら、
静かに退場しよう。

誰も気が付かないように・・・。
その後の事は、知った事では、ない、のだ。

しかし、まだ、すべてを提供も、していない、
と、神が耳元で、つぶやく。

どうせい、ちゅうのや。


飛び来る銃弾に背を向けて、
傷痍の海兵隊員を救護する事に、
どれほどの勇気がいるのか、
わからない・・・。

アル中で憤死した、アラン・ヘイズが、
個人的には、心が動く。
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2006年10月27日

06.10/27のBOOK ON:9.11テロ捏造



謀略史観、捏造史観、自虐史観にも、
単純に肯かない。

確認できるものは確認し、
できないものには判断を停止し、
真実が明かされる時の流れを待つ。

しかし、確かにワールドトレードセンターの
崩れ方は奇妙だった。

読んで思えば、確かにあれはビル解体爆破を
上から着火した様子に思える。

今、アメリカ人の42%が、9.11を「やらせ」と
思っているらしい。

この数字を丸ごと信じている訳ではないが、
その他、9.11を仕組んだ連中が開発した
SARS(サーズ)がアジア人の遺伝子のみを直撃する
生物兵器である、と言う指摘には、論理を超えた納得を
覚えてしまった。

ユナイテッド93の登録番号の機体は、
今も稼動している。

何も激突しなかった7号棟が、
WTC同様に崩落している。

事故停止した電車の中で、
200頁も読み進む訳だ、と思う。
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2006年10月23日

06.10/23のBOOK ON:人生で大切なことはすべて自衛隊が教えてくれた



う〜ん、随分お茶目なタイトルだな〜
ディズニィー・ランドに対抗して
ネーミングしたのか?

何て思いながら読みはじめたら、
結構内容はヘビーなのに、
行きの電車と帰りの電車の一駅で
読み終わり、驚いた。

「しかも大事なのは、各表彰項目の
 成績上位者だけを表彰するのではなく、
 必ず『伸び率・成長率』の優秀者も
 表彰するのだ」


これだけでも、あまりにもELMのやり方に
似ているので、驚いた。

個別対応の教育が、
自衛隊でこそ行われているのだ。


戦略も戦術もあるのに、
政略のない自衛隊に、
思わず暗澹、という難しい言葉を
身内に感じた。
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2006年09月26日

06.9/26のBOOK ON:戦略の本質



今までとは毛色の違う本です。
なぜ、手にしたかは、わかりませんが、
直観のなせる術です。

本屋で、図書館で、
今までは近寄らなかった棚の下で、
ふと上を見たら、自分を待っていたかのように、
眼に入る本て、ありませんか?

読みはじめたばかりですが、
この本が、そうです。

戦略の本質は、たぶん逆転です。

戦術のミスは戦略でカバーできます。
戦略のミスは政略でカバーできます。

しかし、政略のミスは、
誰にも、何をもってしてもカバーできません。

そういう予感が、あるのでしょう。

たぶん、政治に介入する時機、なのです。

注)国政や地方政治、では、ない政治。



MOVIE TRAPは、下記のアドレスを宜しくね。

http://blog.mag2.com/m/log/0000208683/
posted by ELM at 20:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月16日

06.9/16のBOOK ON:映画を見ていたら、こんなセリフがあった



和田誠の「お楽しみはこれからだ」と違い、
その一文単体でキャッチするセリフではないけれど、
解説を読むと上手いな〜と思える紹介がしてある。

「早く動こうと考えるな。早いと知れ」(マトリックス)のルーツが
「考えるな、感じろ」(燃えよ!ドラゴン)なんて、
気づきもしなかった。
posted by ELM at 05:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

06.9/15のDia-Lee:非買品

某ミクシを見ていたら
「非買品」と書いてある。

「ひばいひん」と入力すれば「非売品」と
変換されるし、今まで「ひばいひん」は
「非売品」としか理解していなかったから、
何か、変。

でも、求める側からすれば、
売ってくれない物は買えない物で
「非買品」と変換する気持ちがわからないでもない。

Back to Guest!
お客様へ戻れ!

サービス業が長いほど必要だよね、
と思う秋寒の朝でした・・・○
posted by ELM at 05:36 | Comment(1) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月14日

06.9/14のBOOK ON:映画の昭和雑貨店



例によって、観た事のある映画は
ほとんどないのだけれど、
妙に気持ちが引き込まれる。

死語・ミシン・甘いもの・バラック・下駄、
色街、ボンネットバス、銭湯、遊園地。

写真の1枚1枚に切り取られた昭和の
男たち女たちのたたずまいに、
今はない「毅然」が、あるような気がする。

まるで幕末の坂本龍馬や勝海舟の写真を
見るような、遠い憧憬と畏怖を覚える。

豊かに朽ち果てていく、平成。
posted by ELM at 05:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月12日

06.9/12のBOOK ON:石田衣良「てのひらの迷路」



石田衣良の小説には、
読者の心臓をぐさっ、
とわしづかみにした後、
人差し指でコチョコチョと
くすぐって、すぐにその手を
離してしまうような、
薄情さがある。

その酷薄さを、心地良いと思うか、
物足らないと思うかは読者次第。

楽天家とは、冷たいのだ。

「不思議なもので会議というのは、
 出席する者のうち一番程度の
 低い人間にレベルをあわせてしまうものだ」

「あなたが仕事をするのは、
 偉くなりたいからでも、 
 お金がほしいからでもない。
 もっとひとりになりたいから、
 しかたなくやっているだけ」

「あなたが他人に優しいのは、
 その人と自分との距離を
 確保するためだし、
 ひどく敏感になるのは
 相手が近づいてくるときでしょう」

「I氏は自分自身のすべてを投入しなければ、
 どんな世界でも頭角をあらわすのはむずかしい
 ということを、三十代になって理解していた」

あなたの心をくすぐり、ひやっ、とさせる、
24の楽天家の掌編。

本名が石平だから、ペンネームが石田衣良。
posted by ELM at 21:03 | Comment(0) | TrackBack(1) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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