2007年08月24日

07.08.24のMOVIE TRAP:善き人のためのソナタ

しょぼい映画だな〜と思う。

でも、このしょぼさの感動は、
若い人にはわからないだろうな、
歳をとるのも悪くはないな、
ひとり合点してしまった。

マルティナ・ゲデック(クリスタ)の美しさに
惹かれるウルリッヒ・ミューエ(ヴィースラー大尉)の
無骨な演技に身を切られる。

恋人のセバスチャン・コッホ(ドライマン)が
長い年月を掛けて盗聴記録を物語にし、
ウルリッヒの恋心を綴る。

知らず大尉はメイラーを続けている。
東ドイツが開放されても続けている。

裏切りの責ではなく、
彼女を想いながら、その事が逆に
彼女に死を招いた事を自責しながら。

何という思いの深さよ。

この本に、この映画のラストシーンは
描かれていない。

そこに、このシナリオの凄さを思う。


ドライマンが、この冴えない恋心の
大尉の真心を認めているところが、好きだ。

「善き人のためのソナタ」を書くために、
2年半?も掛けている。

ラストシーンの大尉の喜びを、
我が事のように感じた。

posted by ELM at 21:20 | ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | site1:MOVIE TRAP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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