2007年07月12日

07.07.12のBOOK ON:佐藤優「国家の罠」

「獄中記」は、背景がイマイチわからなかったのだが、
佐藤優の筆力に圧倒され読み終わった。

ネットで検索して「国家の罠」を知る。

会社近くの図書館で検索したら在庫が
ないようなので、珍しく予約を申し込む。

担当者の馴染みの好青年は
「あっ、これ在庫ありますよ」
と探しに行く。

それ困る。
「T種メンマ(メンタルヘルス・マネジメント)検定」を
読み終わってから、と思っていたので。

好青年は明るく
「はい、この通り」てな感じで
持ってくる。

読みはじめたら、これが止まらない。
リーガル・サスペンスとしても、
監獄物としても、政治ミステリーとしても、
神学・哲学、インテリジェンス(諜報)本
としても面白い。

西村検察官とのやりとりは圧巻。

国益とは? 信義とは?
外交とは? エスピオナージュとは?

佐藤優自身は、高強度なアナリストであり、
言葉の真の意味でパトリオット(愛国者)だと思う。


何よりも、簡潔な被告人最終陳述を読むだけでも、
日本という国家が小泉という変人首相の舵取り
(エンジニアは他にいると思う)で、どう国策を転換
したかがわかる。

「鈴木宗男氏という政治家を断罪する中で、
 日本はハイエク型新自由主義と排外主義的な
 ナショナリズムへの転換を行っていったのです」

これで、今の状況が腑に落ちた。

教育も政治も経済も、すべての淵源が、
ここにある。

暗闘は、今も続いている。
読むべし。
posted by ELM at 20:52 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(1) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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