
「交渉」は、英語でnegotiation。
語源はラテン語のnegotiumで、意味はneg(否定)と
otium(楽である事)を表す。
つまり「楽ではない事」を示す。
ついでに書いておくと「楽ではない」という事は「忙しい(busy」)わけで、
businessという言葉はここから派生したらしい。
能書きはともかく、シネコンに入る前に、
Bambiが地下鉄の映画らしいよ、と言う。
えっ「TUBE」観たばっかしじゃん。嫌な予感。
いくら事前情報を集めないと言っても、調べなさすぎ・・・か?
で、レビュー。
鉄道オタクなら泣いて喜ぶくらい、よく調べている。
線引き屋、とか。記憶では筋屋とか筋士と呼ばれているはず。
JRと地下鉄では違うのかも知れないが。
線路の広軌、狭軌とか、脇線の事も。
一瞬、わきせん? 和久さんへのオマージュかと思った。
E4もよく造形されている。
火花を散らして待避線から後部がはみ出ている電車と
こすれる場面や永田町のホームをこする場面のVFXもよくできている。
細かいエピソードと笑いを挟んで、
2時間ちょっとをあきさせないのは、さすが。
でも、最初の語源に戻ると、真下は全然苦しんでいない。
表面ゆとりがあるようで、実は大変な事をしているという、
初期の頃の007のような緊迫感が、ない。
観客にも、ない。
そんな事、CXの映画に望んではいけないのだろうけど、
交渉というより、犯人の謎掛けに対する謎解き映画みたい。
(しかも「ナショナル・トレジャー」と違い、ワンパターン)
「深夜プラス1」の伏線さえ出ていないのに、
観客を置いてけぼりにして、話を強引に進めるために
あっという間に解決させる。
金田龍之介、良い役者なんだから、もっと大切に使えよな。
まあ、これも、あれも我慢しよう。
日本人は今、年間に1〜2回しか映画館に足を運ばない。
2時間なら2時間の中で、犯人をきっちりさせて欲しい。
すっきりしない事、おびただしい。
「TUBE」みたいにハッキリ終わって欲しい。
と、ここまで書いて思いついた。
本編のはじまる前に「容疑者 室井慎二」の番宣があった。
最後に、室井が携帯で北新宿署の向田という刑事?に呼び出される。
「真下」と「室井」って、前編と後編なの?
それならそうと、そう宣伝して。
ちょっとな〜と思う。
いつになったら「コンンスタンティン」のレビュー、書けるのやら。
お気に召したら、クリッ、とね。
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