2007年03月08日

07.03.08のBOOK ON:2月のBOOK ON;黒澤 明 VS ハリウッド

kurosawa-holly-w.gif


2月に読んだ本は、
下記の通り、です。

・世界映画・拳銃大図鑑
・日本海軍の教訓 太平洋戦争
・モテモテ販売員の接客術
・映画翻訳入門
・封印の昭和史

・体内時計
・写説 太平洋戦争
・アメリカの落日
・生まれたときから「妖怪」だった
・瀬島龍三

・昭和陸軍の研究(上)
・日本映画の現場へ
・反日に勝つ昭和史の常識

・昭和史が面白い

・黒澤 明 VS ハリウッド

相変わらず、昭和史へのしつこい関心は
続いていますが、拳銃大図鑑や水木しげる本を
読む不思議なメンタリティは、自分でもわかりません。

実は最後の黒澤本は、3月に入ってから
読みました。

トータルでの黒澤作品への訳のわからなさ感を
抱いているELMとしては上手く言えないのですが、
このドキュメントには感服しました。

日本では手に入らない資料を求め渡米し、
それでも歳月がさらなる真実を解き明かすであろう事を
信じて、絶対の検証である事を明言しない作者の姿勢を、
好ましく思います。


あの映画「トラ・トラ・トラ!」の
実質のプロデューサー、エルモの回答が
胸に迫ります。

「あの映画に黒澤監督を起用したのは
 間違いだったのか?」

「そうだ、間違いだった」

「あんな結果に終わってクロサワはとても傷ついたし、
 我々も傷ついた。あの映画は彼の名声を高めるどころか、
 彼の顔に泥を塗ってしまった。

 そしてクロサワに対して我々が抱いていた尊敬の
 念までぶち壊してしまった。クロサワを起用した
 私の判断は誤りだった」

エルモ・ウィリアムス、生きていれば今年94歳。

こんな気持ちで終わるのは、つらい、だろうに。
修復は、もうできない。
posted by ELM at 21:19 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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