珍しくネットサーフィンしていたら、
最後のシャドーボクシングは、
サービスカットではない、
と言うコメントがあった。
それはそれで意見の違いは構わないが、
ELMがなぜ、サービスカットと思ったか、
書いておきたい。
あのシーンは、前段で一度使うべきだった。
例えば、映画には出てこないが、
誰かの片手を切り落とした後。
どんなに非情な事もできる。
成り上がるためには、やってみせる。
そういう主人公像を示すために、
前半にインサートしておく必要が、
あった。
シャドーボクシングしながらの、
あの愉悦、成り上がりの快感を
顕す薄ら笑いを、1度は見せておくべきだった。
それがあってはじめて、
ラストシーンでくり返されるシャドーボクシングは、
皮肉を含んで映画的な感動を深くしたと思う。
何しろ原題?は「“BITTER”SWEET LIFE」なのだから。
それがないから、主人公のキャラが、立たない。

