2007年11月28日

07.11.28のMOVIE TRAP:ALWAYS 続三丁目の夕日

前作での問題は、とりあえず全て
解決してしまう。

文字通り「続」の名に値する。

あっ、芥川賞が未決だけれども、
まあ、メインで映画を引っ張る話題ではない。

何より凄いのは冒頭の「寅さん」映画のような
「夢」の場面だろう。

今だかつて、これほど臨場感に溢れた
襲われる側から描いた「ゴジラ」映画はなかった。

鈴木オートの社長ならゴジラと戦えるかも、
と思わせる堤真一の演技の柄が良い。


さて「新三丁目の夕日」はできるでしょうか?
ランドマークシリーズのこの映画。
次は霞ヶ関ビルか?

少し進みすぎ・・・か?
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2007年11月21日

07.11.21のBOOK ON;神楽坂 ホン書き旅館

飯田橋佳作座には何度も通ったのに、
神楽坂を登った事はないように思う。

思うに、ゆとりのない青春だったのかも、
知れない。

この本を読んで「拝啓、父上様」の放映が
はじまる前に、偶然、約束の仕事前、
時間つぶしにこの坂を歩いた事を思い出した。

四通八達と言うわけではないが、
道は入り組んで、迷路ではないが
突然現れる公園に驚き、行き止まりに戸惑い。

ああ、あの道を右に曲がっていれば、
この本の舞台の「和可菜」にたどりついたのに、
と嘆息し、しかし縁なき事も縁と受け入れる。

昔、映画が栄華であった時代が、あった。
そこに人物がいて、人物が支えた。
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2007年11月14日

07.11.14のBOOK ON:らも

「らも」を買った。

社内報のクイズに当たり、
図書カード2,000円が入ったので、
遠慮なく買った。

いつもはbuta-muchiに
渡すのだけれど、今回は秘密。

昨日買って、その日の帰りの電車で
読み終わって、続けて今日の行きの電車で
再読。珍しい。

陳腐な表現だが、壮絶な夫婦愛、
ラブストーリーとは思うものの、
アナーキー(でエピキュリアン)なのは、
奥様だと思う。

「心の中に大きな虚無が巣くっていたらもは、
 不安と、怒りと絶望の塊だった」

それが、何だったのか、
2度読んでもわからなかった。

わかったのは、らもが生年こそ違うものの、
ELMと同じ学年だった、という事だった。
ほぼ1年違う。


あっ、その「塊」は、生への虚無で怒りで
不安で絶望、か?
posted by ELM at 20:49 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | site2:BOOK ON | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月13日

07.11.13のMOVIE TRAP:アドレナリン

ジェイソン・ステイサムの良さって、
顔(と頭)に似合わずスタイリッシュで
ハードボイルドな演技の中に、
そこはかとないユーモアというか
エスプリがある事だと思う。

でも、この映画では、ユーモアと言うよりは、
お下品なファルスが前面に出てきて、
お前はバカ殿の志村けんか、って感じ。

特にチャイナ・タウンのアオカンあたりからは、
引きに引いてしまった。

どうせならラストシーンは、
荒唐無稽な「助かる」ハッピーエンドに
して欲しかった。

ステイサムが嬉々として演じているから、
余計、始末が悪いぞ。
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2007年11月12日

07.11.12のMOVIE TRAP:しゃべれども しゃべれども

中盤は、ポロポロと涙が遠慮なく
出るくらい感動している。

難しく言えば、コミュニケーション不全の四人。
わかりやすく言えば、他人との距離の取り方が
わからない四人。

わからないから、いがみ合い、
いがみあうから、寄り添おうと、する。


しかし、感動の根本は、
どこから探してきたのか、
子役の森永悠希。

大阪弁、達者やなあ。
上方落語、上手いなあ。
表情、豊やなあ。
色、白いなあ。


開巻前、新潮社が大手スポンサーとわかる。

それなのに、師匠(伊東四朗)が解いているのは
「てこずるパズル」で週刊文春。

しかも、三つ葉(国分太一)の落語を教えてくれの
問い詰めに背中を向ける時、表紙に「春」の文字さえ見て取れる。


最後の橋の影を暗転、陽転に使った演出は上手いと
思うものの、香里奈と国分が結びつく、
ハッピーエンドの必然性が見えない。

神は細部に宿る。
映画の神も細部に宿る。

演出の神も細部に宿る。

八千草薫の「私のが上手い」が秀逸だっただけに、
細部の神の集合が全体なのだ、と言っておく。

つまり、映画はギリシャ神話なのだ。


posted by ELM at 21:02 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | site1:MOVIE TRAP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月11日

07.11.11のMOVIE TRAP:素人だって映画批評はできる「キャロル」

何か映画を観るべえ、と本棚をあさっていたら、
黄変した週刊誌の記事のラミネートを見つけた。

ELMの本名の下に(二一)○○大四年、と書いてある。
古い週刊朝日のスクラップだ。

当時、週刊朝日にはこういう連載があり、
毎週素人を何人か集めては試写を観せ、
観賞後の感想をまとめていた。

なぜ、ELMが呼ばれたかは、
思い出せない。

自分の発言だけピックアップ。



コラージュ風映画絵画とでも言うんでしょうが、
何かどこかで見たことがあるって気がして。
もうちょっとグサッとくるものがあれば、
キャロルを知らない人にも見せるんじゃないか。

ぼくはいなくなったジョニー大倉が川崎から出た、
ということでキャロルが新宿的じゃなく川崎的なもの
と見ていたから、この映画で、その情念が消えてしまった
気がして。

でも龍村監督は、キャロルの何に引かれたのでしょうか。
キャロルのつまらない日常会話がえんえんと出てくるでしょ。
もし、そんなところに彼が惚れたのなら、インテリが
ミーハーをみてびっくりした、ということだけ。

テレビでもない、映画でもないという何かあいまいで。

もしコラージュなら、もっと短くして、場面の衝撃力で
観客に考える余地を与えなければよかった。

(後略)

鋭い部分もあるが、生意気だ。

この映画はVHSやDVDになっていないのだろうか?
見かけた記憶が、ない。今では、貴重な映像資料だと思う。
posted by ELM at 06:22 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | site1:MOVIE TRAP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

07.11.09のMEMO乱DUM:書を拾いに街へ

休みの日に早くから起きて、
珍しくもウイスキーのお湯割りを
飲みながら、DVDを観る。

「バベル」
「パリ、ジュテーム」
「クイーン」

昼過ぎには泥酔状態なのに、
出かける用事があり、自転車に乗り
大橋を越えて隣の市に。

河岸に咲き乱れる秋桜の群生を見た帰り、
ブロック塀が襲ってきて、小指の付け根に噛みつかれた。


関根眞一の「苦情学」を読んでいたら、
白鴎大学の佐藤知恭教授の教えに
影響を受けているとわかる。

ネットで検索したら、
昨年の2月にはお亡くなりに
なられている事を知る。

今の仕事の霊感は、日本の顧客満足論の嚆矢、
先達、第一人者である佐藤先生からいただいた。

久しぶりに佐藤先生のサイトにアクセスしたら
エゴグラム診断があった。

「自己顕示欲と自己不全観念が、
 絶えず火花を散らしながら、
 同居しているようなもので・・・」
という分析に笑った。 


buta-muchiが修学旅行中なので、
bambiと待ち合わせて駅前の「升源」へ食事に。

bambiがダメなので、家では出ない
レバ刺しで生。至福。


墓の辺に有りて猶、
若き命は戯るべし。


侮辱した相手に、
決闘を申し込んで
負けてしまった。

つまり、死んでしまった
プーシキン。

GOOD JOB.


「らも」を読む時季か。







posted by ELM at 21:02 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | site10:MEMO乱DUM(錯乱狂記?) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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